看護師目指そうと思ってる
免許さえあれば就職困らんし看護師いいかな
このように社会人から看護師目指すかと思われる方は意外と多い気がします。
実際にそこから看護学校に入学し、学びなおす事は、お金や時間がかかる挑戦的な選択だと思います。
とりあえず口にだして宣言したぞ?!見切り発車したぞって方は私と同じです。
ちょいニート時代に宣言したけど、
勉強不安、お金も不安、学校続けられる気もしない。
とどめの国家試験なんぞ無理。
でも人間不思議なもので、もうやってみる。
予備校代や周囲の方のサポート、宣言してしまったら意外と頑張れるものです。
看護師を目指す看護予備校でも途中で来なくなる方や、なかなか学校に合格できないためもう1年勉強頑張る方もいました。
専門学校に入学してからも現役生、社会人含めてクラスの2割ほどの仲間が退学する厳しい状況を見てきて、甘くないと思ったのも事実です。
看護の道に進むことを考えてみたけど、後悔したくない不安だと思う方の少しでも役に立てたら嬉しいと思い記事を作成しました。
社会人から看護師になるために必要な準備とは
社会人から看護師を目指すためには、入学試験があるので自分の学力レベルを冷静に分析する必要があります。
1回目の挑戦ではフルタイムで働きながら入試対策していましたが、見事に1次試験で全滅。
2次試験の面接にすら辿り着けず惨敗。
厳しい現実をつきつけられた結果になりました。
要因としてはそもそもの学力が分析できていなかった。
高校の成績は下から10人に入るレベル(高校偏差値は40後半)で、中学レベルも危ういほどで基礎が不十分なため、どないもならなかったんです。足し算、引き算。割り算、掛け算で生きていけると思っているタイプ。
こんなスタートから無事看護師になった人間です。
基礎学力は大丈夫ってかたは自己学習でも大丈夫だと思いますが、基礎から不安と思う場合は看護予備校も視野に入れてみてくださいね。
社会人が看護師になるための学費はいくらかかる?
社会人が看護師になるためには、学費が関わる大きなポイントになります。看護学校の学費は、専門学校や大学によって異なりますが、専門学校は200~300万、看護大学は4年生で500~700万程度かかると思います。
具体的な学費に関しては、オープンキャンパスに行ったりホームページで確認すると確実です。
学費以外もあり教科書代や参考書代なども合計20万円程追加でかかる場合もあります。
看護学校の学費を安くする方法について
看護学校の学費を抑える方法は奨学金や助成金の制度を調べて利用することで、経済的な負担を軽減できます。
地方自治体や病院奨学金などの制度を活用すると、看護学校に通うための学費を安くする一つの手段となります。
返済義務についてもしっかり確認しておき、賢い選択をすることが重要です。
病院奨学金などは看護師として勤務すると、返済免除になる制度もあります。
何年働いたらいいか、退職した場合の返済義務など細かい条件もしっかり確認しておきましょう。
看護学校に社会人が入学するためのポイント
看護学校に入学するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
志望する学校の入学試験や必要な書類を確認することが基本です。多くの学校が社会人向けの特別入試を用意しており、一般的な受験生と異なる過程を踏むことがあります。
次に、面接や作文、小論文などが入試に含まれる場合が多いため、自己PRや看護に対する思いを明確にしておく必要があります。また、社会人入試は経験が評価されると思いますので、これまでの職務経歴も強みになるのでしっかりアピールしましょう。
社会人経験が浅かったり年齢が若いなど社会人入試の条件が外れる場合もあるので、募集要項の確認は必須です。
社会人入試が不合格でも、一般入試で合格することもあるので戦略が大切です。
戦略のポイント
・募集要項の確認
・過去問の成績がいいところがいい(学校によって数学が難しいなど相性もある)
・社会人枠の多い学校がねらい目(現役生が多くほしいところは社会人枠が少ない)
・人気な学校と受験日が同じだと、倍率が低くなるかもしれない
社会人は専門学校か大学それとも短大?
どれがいいか一概に言えませんが、メリットとデメリットを書き出してみます。
看護専門学校
看護短期大学
看護大学
実習が本格的に始まると記録や事前学習などが大量にあり、夜遅く朝方までかかることもあり体力的にも辛く感じます。
学校選びのポイント
学費や偏差値、倍率なども大切ですが、付属の病院の有無や国家試験の合格率なども大切だと思います。
附属病院があれば実習も附属病院で行うことが多いと思います。
附属病院がある学校は看護師免許取得後、一定期間勤務すれば返済免除の奨学金制度を行っている学校も多いです。
オープンキャンパスでは在校生と話すブースがあったり、教員と相談する時間などがあるところもあるので、
思い切って学生の年齢層や雰囲気を聞いてみるのもいいかも。
オープンキャンパスに行くと意外と通いずらい立地だなと思い、通う自信がなくなり候補から外すこともありました。また、帰り道に楽しそうな寄り道スポットがあるとかもやる気ポイントに直結するので、実際通うことをイメージしながら行ってみると面白いことも。
社会人から看護師を目指す理由とメリット
社会人から看護師を目指す人は年々増えていると思います。
社会人看護師が増えている理由とメリットを考えてみました。
社会人から看護師を目指す人が増えている理由は?
看護職はニーズが高く、安定した将来の職業としての魅力も理由の一つだと思います。
特に、医療機関の求人が増加していることからも、看護師を目指す社会人は決して珍しくありません。
そのため、看護学校も社会人の受け入れを進め、学びやすい環境を整えています。
私が通っていた専門学校も社会人が1/3程通っていました。
学費のことや在学年数などで看護大学よりも看護専門学校の方が社会人の方が多い傾向だと考えます。
転職して看護師になることのメリット
- 結婚、妊娠、出産などのライフサイクルに合わせて復職や転職がしやすい。
- 病院以外にも働き先がありいろいろな分野に挑戦できる。
- 夜勤に入ればなかなかのお給料をいただける。
- 大規模の病院だと福利厚生などもしっかりしている。
- 選ばなければ仕事はある。
このように思いつくだけでも多くのメリットがあります。
看護職はライフスタイルに合わせた働き方ができるため、柔軟性も高いです。
さらに、看護師の資格を取得することにより、将来の安定した職業を手に入れることができるため、自身のキャリアプランにおいて大変貴重な選択となるでしょう。
社会人から看護師になるにはどのルートが早い?
専門学校や短期大学など3年生で社会人選抜の人数が多い学校を選びつつ、国家試験の合格率が高い学校に入学することが大切だと思います。
合格率の高い学校は国家試験対策もしっかりとされていることが多いのでおすすめです。
社会人が看護師を目指す際の辛いと思うポイント
社会人から看護師を目指す場合、注意すべきポイントがいくつかあります。
新しいことに挑戦する際、辛いこともやっぱりあります。
本当に入学して大丈夫かなと後悔しないよう、よく考え自分を信じて突き進みましょう。
社会人が看護師を目指す際の風当たりはどうか
社会人が看護師を目指す際には、周囲の理解が必要になります。
私の体験では看護職にたいして良いイメージを持っている方も多いので、肯定的に捉えてくれる人が多かったです。
看護師を目指すあなたのことを心配して、否定的なことも言われることがあるかもしれません。
私も看護師は難しいし厳しい、あなたじゃ無理って言われたこともあります。すぐに辞めてそうとか。
心の中で看護師になったらどうやって報告するか考えていました。
もし心無いこと言われてしまい、心が折れそうなときは、ポンコツでも看護師なったやついたなと当ブログを思い出してくださると嬉しいです。
看護学生として社会人が辛いと感じるポイント
看護学校に通う社会人が辛いと感じるポイントには、学力面が大変と感じることも多いと思います。
まず授業を受けることが久しぶりすぎて慣れるまでキツイ。
90分ってホントに長くて苦痛です。
テスト期間もなかなか長く、覚えることも多いので大変でした。
家庭がある方だと家事と勉学両立が大変だと思います。
一人暮らししている方は家賃などの生活費がかかることもあり、アルバイトや貯金を切り崩すなどお金の問題に直面することも。
まとめ
社会人が看護師の資格を取得するこの目標を達成するためには、学校選びから始まり、行きたい学校に目星をつけ作戦を立てる。
看護学校入学してからも、1コマが長い授業やテストと勉強が盛りだくさん。
進級すると立ちはだかる実習と記録に溢れる日々が来るし、実習中はアルバイト時間の確保もなかなか大変。
無事卒業してラスボス国家試験が立ちふさがる。
振り返ってみると看護学生は2度とごめんです。
看護師として働くメリットも多くあるし、転職歴は多いがなんだかんだ看護師辞めずにしがみついてます。
学校選びも大切ですが、最後は看護師になって頑張る気持ちをもって後悔しない道を選択してくださると嬉しく思っています。
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